大道具さん

先月の公演が終わって久しぶりに劇団に顔を出しました。
大道具さんが事故で亡くなったのです。
新聞にも出てたんだけど、同姓同名の別人だと思ってた・・・と言うより別人であって欲しいと思ってたのに・・・。
大工さんなんです。
本職の方が大道具さんなもんですから、とっても頼りになるし、応急処置みたいなこともパパッとやってしまうので、いてくれるととても安心できる方だったのです。
んで、奥さんの名前と私の名前が一緒、字も同じだそうで「他人とは思えない」って可愛がってもらいました。
字も同じだとわかったときに最初に言われたのが、名前を漢字で書くときにどう言って説明するか。
「それはちょっとひどくない？？」とガックリするような説明の仕方をするんだけど、しっかりと私のネタ帳に書き留めまして(^^;)今じゃすっかり私もその「ひどい説明」で言ってます。
亡くなったと知らせていただいたのが火曜日。
それからずっと大道具さんの笑った顔や、「ひどい説明」の話をしたときのことが頭から離れないんだね。
この春高校卒業したばかりの息子さんがいる方でね、どうしてそんなに急いで逝っちゃうのかな・・・。
せつないなぁ・・・。