今年初めての観劇
よくも今まで一つも芝居を観ないで過ごしてきたものよ。
テレビでは観たけど実際の観劇は今年最初です。
去年だったら、この時期だともう2.3本観てたんじゃないかな。
まぁいいか・・・。
この日は、色々なアマ劇団の方々が集まって上演されたお芝居です。
去年、一昨年とクリスティのお芝居で今年はガラリと変わって「ガン告知」「生と死」がテーマの人間ドラマです。
ずいぶん前に「死ぬまでにしたい10のこと」という映画を見ました。
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この映画でも今日の舞台でも、自分の余命を知らされる方が幸せなのか、知らされない方が幸せなのかと考えてしまいました。
知らされたとして、それを現実として受け入れるのはかなりの精神力が必要じゃないだろか。
そして受け入れたとしても、その後どうやって過ごせるのか・・・。
なんて書くとなんとも重々しいんだけど、病院の中庭が舞台でそこに集まる入院患者、患者の家族、医師、看護士たちが繰り広げる涙と笑いのお話。
でも、「生」とか「死」については考えさせられました。
「人生に代打はいない」というセリフ、ホントにそうだな・・・。
持論
なんのために生きているのかと聞かれれば、たぶんそれは死ぬため。
生きるとは何かと聞かれれば、最期の時、いい人生だったと思えること。
毎日が最後の一日だと思って生きられたら・・・
いや、そんなに突っ走ってどうする(^^;)
いいお芝居でした。
絶望的でなく、目の前に明るさが広がるような結末でした。
と言っても、奇跡が起きて主人公の病気が治ったというようなおい!というものではなく、現実の自分を受け入れ、手術で声を失ったものの残された人生を前向きに生きていこうとする主人公の姿に、泣きそうでしたよ。
脚本が本になってますので紹介します。