悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

ピアノ教室の先生は・・・

ピアノ発表会のバイトです。
マイクは2本でしたがバックの色を作ったりして、午前中から本番中も照明卓の方にずっと座ってました。
照明卓と音響卓はすぐ近くにあるのですが、まん中に座って両方操作できる距離ではありません。
午前中に先生から照明に関して細かく御要望がありましたので、今日は照明卓から離れられないな〜〜と。
今日のピアノ教室の発表会のバイトはたぶん2回目です。
先生は高齢の紳士で、以前は御夫婦で指導していたそうなのですが、奥様が他界してからは一人で指導をしているとの事です。
プログラムに「第44回」と書かれていたので、単純に考えると私が生まれる前から続いている発表会なのだね。
第1回の頃の生徒さんは今は50代になっているのでしょう。
他の教室の発表会では、耳なれたイージーリスニングをピアノ用にアレンジしたものなどを弾く事が多いのですが、こちらの発表会は下は小学五年生から上は高校生まで、どの子もクラシックを弾きます。
本番前、かなりみっちりとリハーサルをやってました。
ひととおり弾いて先生から最後のアドバイスをいただき、ちょっと不安な所は何度でも弾いてテンポや音の強弱の確認をしていました。
とても熱心に指導をする先生です。
本番では演奏を終えた子供たちがステージ上に座っている先生から手紙をもらい席へ帰っていきます。
この先生はつい最近までママさんコーラスの指導もしていたそうで、プログラムの途中には先生がタクトを振り、客席に座っている子供たちと御家族全員で「もみじ」を合唱しました。
バックの照明の色を薄い赤と薄いオレンジを合わせたような色にしたのですが、それはこの「もみじ」の合唱があったからです(*^-^)
客席に向かってタクトを振りながら一緒に歌う先生の姿を見ていたら、音楽も子供たちも愛している方なんだなーとしみじみ思いました。
滞りなく本番が終了して片づけをしていたら、先生が「今日は大変お世話になりました。またよろしくお願いします」と深々と頭を下げられました。
なんだかとても暖かい、いい発表会でした・・・と言いたかったのにビックリしてうまく言えず、ただひたすら「いえいえ、こちらこそよろしくお願いします」と頭を下げていました。
なんなんだ自分・・・・(;-_-) =3
朝起きた時は、休みだったのにバイトだ・・・・ε-(ーдー)という感じでしたが帰る頃には、もう一週間乗り切れそうだって思ってました。
いい発表会でした♪