悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

来たぞ!帝劇@ミス・サイゴン

来ました帝劇!
雨の有楽町をテクテク歩いてやって来ました。
中学の修学旅行で一度来ているのですが、その時の記憶はほとんどない!
鹿鳴館」というお芝居を観たということだけは覚えてるけど。
ロービーに飾られている衣装を見てしばしうっとり。
これからこれを観るんだー。
これから帝劇の音響を聞くんだー・・・と思ったら気合いが入ってきたよ(^^)
私の席は1階最後列から2列目、通路を挟んで音響さんのすぐ隣♪
音響さんの近くに座りたいとあえてA席を予約したらドンピシャよ!
ものすごい機材たちでした。
クラクラしました。
あんなでっかいミキサーは見たことない。
で、双眼鏡使ってるんだね。
私は舞台上のことはほとんど舞台監督にまかせてインカムで指示をもらうので、あの双眼鏡を見たら「自立してるなー」と思いました(^^;)
私もそうした方がいいのかなーなんてちょっと思いました。

  • 一幕。

井上芳雄君の歌声を聞きたくて、多数決の結果マチネになったわけで、その井上君の姿を見て歌声を聞いて、やはり来て良かったとしみじみしました。
あとは正直言って話の内容より聞こえてくる音に集中しちゃってました。
マイクが拾う声とかSEとか。
特にこの度はマイクからの音を聞いてたなー。
あ〜やっぱり観客モードじゃ見られないんだな〜〜。

  • 幕間。

S席に座っていた友達が「俺、井上君見直しちゃったー!」*1と写真集やCDを買いまくっていました。
私は始まる前にCDを買い込んでたもんね〜〜。

  • 二幕。

ジョン役の石井一孝さんの「ブイ・ドイ」に胸を打たれました。
たくさん歌を聴いたけど、井上君の歌も堪能したけど、石井さんの「ブイ・ドイ」が一番印象に残りました。
なんという説得力!
涙が出そうになったけど、この歌を聴いて「これは現実だ」と気づかされました。
ここで涙を流したら現実に背をそむける事になりそうで、ちゃんと向き合おうと思いました。
これはベトナム戦争での話だけど、今もどこかで戦争があればキム親子と同じような運命をたどる人たちがいても不思議じゃない。
なんて残酷な現実。
そんな中で自分の道を探し歩いていこうとするキムの力強さは、自分にも色々な勇気を与えてくれました。


終幕後、S席に座っていた友達の手にはしっかり花束が!
カーテンコールで役者さんたちが客席に向かって投げた花束!
ロビーでその握りしめられた花束を指さして
「あー!!」
と人目も気にせず絶叫!
だってびっくりしたんだもん。
こうして久しぶりの帝劇での時間は過ぎていきました。
また来れたらいいなー(^^)

*1:女の子です