悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

秋です

虫の声が聞こえます。
コオロギとスズムシの声が聞こえます。
正確には声じゃない?わかってるけど、コオロギとスズムシの羽音が聞こえますじゃ、なんだか虫除けスプレー噴射しそうじゃないですか。
「ミ〜〜〜〜」じゃないんだから。
こんな秋ですが、今日もその「ミ〜〜〜」に血を吸われて、カイカイ薬を塗られてしまったので、腕、足が何ヵ所かぷっくりしてカユイ。
いつまで吸われるのかわかりませんが、一応秋は秋なので・・・読書の秋を満喫してます。
いつも寝る前に読むんですが、いつもだったら数ページ読むとコテッと眠ってしまうのに、睡魔が来ないんですね。
何となく眠いな〜と思いつつ読んでもコテッと行かないんですね。
なんでしょう。
これが読書の秋なのか?
1Q84」ただいまBOOK2を読んでいます。
ここまで読んで感じたのは、現実と非現実の狭間を彷徨っているような感じ。
特に青豆が。
青豆自身、自分が身を置いているのは1984年ではなく「1Q84」の世界だと思っているので、尚更そう感じるのかも。
天吾と青豆はお互いの魂がお互いを求め合っていて、気づかないまま魂がシンクロしてる。
シンフォニエッタ」にしろ、月が二つある世界にしろ。
彼らの背後にあるカルト集団は、かの有名なあのカルト集団を思わせる。
というか、あのカルト集団としか思えない。
物語は全体的に哲学的で難解な言い回しだったり解釈だったりするのですが、それでもこの二人がこの先どうなるのか気になって、1章だけ読む・・と思いながら本に手を伸ばし、結局2〜3章読んでしまう。
生きることに器用とは言えない天吾に自分を重ねるからか、一匹狼的で潔い青豆への憧れなのか、それとも作品の底辺に流れている見えない何かが心地よいのか。


経理のパートさんも今読んでいて、仕事の合間に「1Q84」談義を交わしています。
皆様も秋の夜長のパートナーを探しに本屋さんへお出かけ下さい。
これから読んだらまた日付越えかな〜と思いつつ、本日はこれにて。