悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

マイ・フェア・レディ

全国ツアー中の「マイ・フェア・レディ」に行ってきました。
平日なのにマチネで、その割に仕事を休むことができず、朝少し仕事をしてから行きました。
この会場に来たのは3年前だったか「屋根の上のヴァイオリン弾き」を観に来て以来です。
去年の東京遠征&一昨年の札幌遠征メンバーで行ったのですが、私は石井一孝さん目当て、あとの二人は浦井健治クン目当てでした。
上手側の前から7列目という場所に座っていましたが、浦井クンは下手側での芝居が多くて、彼目当ての二人は
こっちに来てぇ〜〜!
と心の叫びを上げていたそうです。
石井さん目当ての私は満足しておりましたが(^^)
大地真央さんは、花売り娘の場面では茶目っ気たっぷりにキュートだし、そこからだんだん素敵なレディに変わっていくのがため息モンでした。
女の子の大好きなシンデレラ・ストーリーのような話でしょ。
それに衣装がスゴイので、女の子のツボをくすぐる作品だわね。
元々映画が好きだったので冒頭のシーンとか見てたら、映画と同じだ!と思ったし、音楽を聴いていてもナマで映画を見ているような妙な感じで。
家に帰って映画を見ました。

マイ・フェア・レディ 特別版 [DVD]

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うわっ!っていうくらい同じです。
これって、映画が先か舞台が先かと言われれば舞台が先なんだね?
舞台をまんま映画化したという感じかな。
舞台ではジュリー・アンドリュースがイライザを演じて当たり役になったのですが、映画化にあたりジュリー・アンドリュースでは地味だという映画会社の判断でオードリーになったと聞きます。
それから数ヶ月彼女は歌のレッスンを受ける事になるのですが、製作側の納得の行く結果が得られず結局吹き替えとなってしまう。
ヒギンズ教授は舞台版と同じレックス・ハリソンですが、映画化にあたり彼の役もピーター・オトゥールなど数人の俳優にオファーをしたのですが、いずれも「あの役はレックスの役だ」と言う理由で辞退したのだそうです。
そのレックス・ハリソンも元々はミュージカル俳優ではないので、舞台版のときは歌いこなすことが出来ず、演出に苦言を吐いたりもしたようです。
以前ミュージカルの歴史を追ったドキュメンタリー番組をたまたま見たときに、稽古でピリピリしたレックス・ハリソンの姿を見ました。
そんな彼に「歌わなくてもいい、音楽に乗せて台詞を言ってくれ」というようなアドバイスをして、あのヒギンズ教授が生まれたわけですね。
その番組でジュリー・アンドリュースのイライザも少し見ましたが、やはり「マイ・フェア・レディ」のイライザと言ったらオードリー。
そのせいか、舞台上の大地真央さんが時々オードリーに見えましたよ。
何度も書きますが衣装がスゴイのですが、あれだけの衣装に負けず劣らずキラキラ輝いていた大地真央さん。
スター☆とはこういう人のことを言うんだと思いました。
とってもいい舞台でした。
ありがとうございました(^^)