悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

ベガーズ・オペラ

WOWOWで昨晩放送がありました。
観たいと思っていたので放送してくれた事に感謝!
番組表を見ると放送時間が20:00〜23:30となっていて、そんなに長い舞台なの?と思っていたら、最初と幕間にジョン・ケアード氏によりますところの、作品、登場人物、時代背景などの解説が入りました。
この解説の間、食料を調達に行ったりしていてちゃんと聞いてなかったのですが、録画してあるので後でまたゆっくり解説付きで観たいと思います。
とにもかくにも、内野聖陽さんの芝居はいいっす!
一昨年だったかな、うっちー主演の「モンテ・クリスト伯」を観られる機会があったのに、訳あって観られませんでした。
あの時、無理してでもうっちーの芝居を観ておけば良かったと今さらながら後悔。
来年の大河ドラマ、ホントに今から楽しみです。
NHK「風林火山」 : 大河ドラマ情報
お話は、貧民層の仲間たちが劇場を借りてミュージカルを上演する・・・・という感じで始まります。
ステージの上手、下手側にも客席があり、その背後に観客役の役者さんもいたりして、そこに座っているお客さまも観客役のようだなーと思ったり。
芝居中に客席の方に絡んだりして、森公美子さん(ピーチャム夫人)から「これ、金だよね?!」と詰め寄られてビックリしながらうなずくお姉ちゃんとか(^-^;
モリクミのダンナ役が高嶋政宏さん(ピーチャム)。
盗品の売買屋みたいなことをしながら、盗品を持ち込んだ人を密告して金を稼ぐ悪いおじさん。
ルキーニと似たような雰囲気。
この夫婦の娘が笹本玲奈さん(ポリー)。
一昨年「ミス・サイゴン」を観た時にキムを演じていたのがこの方でした。
夢見がちなお嬢様のようだけど、瞳の奥にしたたかさを感じさせる。
このお嬢様が店に来るうっちー(マクヒース)と恋に落ち、結婚したと言うから親ビックリよ。
怒った父親が密告者リストにマクヒースの名前を書いてしまい、マクヒースは逃亡。
マクヒースは無類の女好きで、色々な女とチュッチュッしまくるんだけど、そのチュッチュッしてる時に捕まり牢獄へおくられる。
ここの看守が村井国夫さん(ロキット)で、この人もピーチャムとグルになって密告屋の商売をする悪いおじさん。
その娘が島田歌穂さん(ルーシー)なのだが、この娘、マクヒースの子供を身ごもっている。
マクヒースはポリーとルーシーに二股をかけていたわけで、この二人が顔を合わせてしまった時のマクヒースのジタバタぶり・・・・笑った( ̄▽ ̄;)
ルーシーの手引きで脱獄に成功するも、再び囚われの身となりマクヒースは絞首刑を言い渡される・・・。
ラストもちょっとビックリさせられました。
びっくり箱のようなお芝居でもあり、ピリリと風刺のきいたお芝居でもあり、楽しい時間を過ごしました。
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