悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

二人芝居

50席くらいの小さなホールで行われた二人芝居を観に行きました。
阪神大震災で祖父と友人を亡くした女性と、ビデオチャットで彼女と知り合った男性の物語です。
彼女は表向き元気なんだけど、彼の発するちょっとした一言に反応してしまい、しばらく自分の中に閉じこもってしまう。
10年経っても心の奥深くにあの日のことがこびりついてるんだね。
彼女にそんな過去があるなんて知らない彼は「?」と思いつつも彼女を温かく見守るんだわ。
他のチャット仲間と違い自分の話に耳を傾けてくれる彼に、彼女はある日自分の過去を話し出す。
そしてラストはちょっと哀しい結末・・・。
地震で悲しい出来事が多い今だけに、彼女の話すことや表情に見入ってしまいましたね。

追記

いろいろ考えることが多い芝居でした。
身近な人を失う苦しみ、悲しみ、人と人とのつながり・・とか。
2ヵ月ほど前に病気で旦那さんを亡くした友達の事をふと想ったり。
命は自分だけのものじゃないな・・・と思いました。
音響さんが・・何気に・・知ってる方でした。
「お疲れさまでした」なんて頭下げて帰ってきました。
そういえば、去年春のクリスティのお芝居でも音響さんやってたな。
あちこち引っ張りだこだね。
頑張れぇ〜〜〜!