悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

劇団

昨日、ウチの劇団(辞めたけど、母校をウチの高校と言うのと同じ感覚)の公演日でした。
去年の暮れ、東京遠征の時に照明さんのお世話になったので、改めてお礼を申し上げたくて、土曜日の授業の帰りに手土産を買って稽古を覗きに行きました。
公演日前日はゲネプロとかやっててほしいんだけど、誰に聞いても「まだ一度も通してない」って言うし「今日も通せないと思う」って言うし。
なんか相変わらずだなぁ〜。
ところで音は誰がやってるの?と聞いたら、アニキだって言うじゃない。
こりゃ黙って帰るわけにはいかない!と「アニキ!お疲れさまです!」と「陣中見舞」に行きました。
私の顔を見た途端いきなり握手を求められて、おぉ〜〜アニキ!お久しぶりです!と思ったら私の両手をガッシリ握りしめて
あなたの苦労がよぉ〜〜〜くわかった!!
って........あぁ、アニキ、辛いんだな.....。
照明さんはプロにやっていただくけど、照明以外の裏方、特に音響にもプロ級の仕事を要求するんです。
辛いんだよな。
昨日の公演日は、お昼休みにアニキに電話しようと思ったら、アドレスは入ってるのに電話番号が入ってなくてなぜ?!と思いつつ、昼の部に向けて激励メールを送りました。
授業が終わった後、まっすぐ公演会場に向かいました。
ホントはお金払わなきゃいけなかったんだろうけど、受付にいた方から「まだ1幕あたりのはずだから上に行って!」と言われて、客席ではなく、音響さんの所で見ました。
お芝居って「観る」ものだと思うんだけど、私はどうしても目を閉じて聴いてしまいます。
去年「エリザベート」を観た時も、祐さんがいるのに目を閉じてうつむいてるんだもん。
昨日もそうやって聴いてて「この妙な”間”は何だ」とか「場転が長くないか」とか「場転うるさいな」とか、色々思ってしまいました。
もう少し稽古したら良くなるはずなのに、毎回稽古不足の状態で公演しちゃうからもったいないんだよな。
そして無事に何とか公演が終了。
アニキは魂がどこかへ飛んで行っちゃったようになってて「家に帰って体重計に乗ったら、どうなってるんだろ」とボソッとつぶやきました。
辛い数ヶ月だったんだなぁ、ホントに。
「ゆっくり寝られるかな」って言ってたけど、私はいつぞやの公演後の夜、金縛りにあいました(ーー;)
来年は裏から少しアニキのサポートをしたいなと思いました。
ウチの公演の音は、誰がやっても一人で支えるのは大変だと思いますので。
気の毒すぎる。