悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

季節の音・冬編

「冬編」って・・・今まで「季節の音」と題して書いたことなんかないのに・・・。
とにかく冬は嫌いな音が多い。
豪雪と言うより暴風雪地帯なここら辺では、冬と言ったら突風を伴う猛吹雪。
今も窓の外を眺めれば真っ白で、視界は推定50m。
その風が窓に当たる音は、いかにも寒々しい。
そして、夜中に屋根の雪が落ちる音というのもある。
地面に落ちるならまだしも、一番上からまん中の屋根へ落ちたりすると、まるで誰か屋根の上で飛び跳ねてるようでビクッ!としてしまう。
こういう時は気温が上がってきてるっていうことなので、春が近いのかなーとも思える。
そして唯一、たぶん唯一だと思うが好きな音がある。
それは新雪の上を歩く音。
パウダースノーの新雪ではなく、ちょっと水分を含んだ、牡丹雪が降り積もった所を歩く音ね。
一歩踏み出すたびにギュッと鳴る。
その音を聞きたいがために蛇行して歩いたりして。
足に伝わる雪を踏みしめる感触や、振り返ってみて自分の足跡しかないのを見るのも好き。
そして見上げれば青空・・・だったら言うことない。
この季節に青空を望む方が無理というもんだが、たまに青空がのぞくとホッとする。
厳しい季節の中、ちょっとしたHappyを見つけて春を待つ・・・のだよ。