今朝の新聞で

お悔やみ欄に知っている方の名前がありました。
ウチから本を卸しているお店のおばあちゃんです。
92か93と書かれていたと思います。
ものすごくバイタリティのある方で、80を過ぎても車の運転もしてました。
あまりの威勢の良さに、ウチの会長も
「あの人、苦手」
と言うほどの活発な方でした。
地元の新聞によく誌を投稿していて、何冊か自費出版で詩集を出してました。
ウチでも販売してたことあります。
ここまでは会社の人なら誰でも知ってるエピソードですが、私個人も大変お世話になりました。
ウチでは10カ所くらいに本を卸していて、それぞれ担当者がいます。
こちらのお店の担当が私なのです。
このお店は市内からずいぶん離れていて、ウチの店に来るとなると、わざわざ来る感じになります。
そこで、私が大学へ行く用事がある時に、ちょうどお店の前を通るし、届ける本があるのなら持っていくよということにしました。
それで、初めて本を持って伺った時に
「わざわざ持ってきてくれたの？」
とおっしゃるので、実は大学に行ってて………と事情を説明したら、えらいビックリされて(^_^;)
それ以来、本を届けに行く度に「今日も大学？」とお店の冷蔵庫から栄養ドリンクを2本出して「がんばりなさい！」と私に差し出すのです。
確かに大学へ行く途中で寄りましたが、私は仕事でお届けに来たので頂くわけには…と遠慮申し上げるのですが、結局押し切られて、申し訳ないくらい栄養ドリンクを頂きました(〃∇〃)
今日、お悔やみ欄でお名前見つけて、卒業を報告してなかったなーと気が付きました。
いつもガンバレと言ってもらったことのお礼も言えてなかったなーと。
とても寂しい気分です。
ひとまず、今日はこの場を借りてお礼を言います。
ガンバレ！の言葉に支えられて無事に卒業できました。
大変お世話になり、本当にありがとうございました。
安らかにお休み下さい。

それでは本日はこれにて。