25年前
毎週月曜日の夜7時はイマジカBSで「シャーロック・ホームズの冒険」を見ていましたが、昨日から「第一容疑者」を見ています。
ホームズは月曜日だけだったけど、これは月曜日と火曜日に放送するんですね。
ヘレン・ミレンがめっちゃカッコイイ！
ドラマの中で携帯電話がやたらとデカかったり（さすがに肩掛けではないけど）ポケベルが鳴ったりするので、何年前のドラマ？！と思ったら、1991年だそうです。
今日見てて驚いたのは、事情聴取を録音するシーンです。
録音の冒頭、誰が誰を事情聴取するのか、部屋にはその他誰がいるのか、録音した日付など細かな事を事前に話してから事情聴取に入ります。
途中休憩が入る場合は、これから何分休憩で誰と誰が何のために部屋を出た、誰と誰が部屋に残った等を話して一旦録音を終了します。
そして聴取の冒頭で容疑者には、この録音テープが裁判で証拠になる旨も伝えられます。
日本では事情聴取の録音はNGですよね？
別に法律で「できない」となっているわけではないので録音しようと思えばできるかもしれませんが、それは聴取される側が「録音してもいい？」って聞くか、こっそり隠し撮りをするのであって、取り調べるほうがこのドラマのように録音するということではないです。
最近は取り調べの可視化が取り沙汰されるようになって、裁判で取り調べの音声が流れたりもしてますが、全てではないですよね。
今の日本がこういう状態なのに、25年くらい前のイギリスではしっかりと録音してるんだな。
人権に厳しい欧米らしいと言えばいいのかな。
事情聴取に弁護士が同席してたのも同様です。
ちなみに、録音媒体はカセットテープで、TDKでした。
うん、来週もまた見ます。
それでは本日はこれにて。
