本屋的愚痴
私の仕事の中に、定期雑誌の改正作業があります。
「◯◯」という雑誌を何冊入荷させるかを申し込む仕事です。
予約が何人いるから、そこに病院の売店や個人商店さん向けに卸す分と店頭に出す分の冊数を申し込みます。
以前は別の方がやっていましたが、その方がお辞めになってから私の仕事になりました。
この定期改正が最近おかしいのよ。
ウチでは大学の図書館から雑誌を結構予約してもらっています。
その中にNHK語学講座のCDも3種類あります。
事前に「中止します」という連絡をいただいていないので、今年度も継続で~と入荷を待っていたら、4月号は2種類のCDしか入荷しませんでした。
えっ?!何で?!休刊?!といろいろ調べたら、出版されてます!
えー!何で急にストップするのぉ~!
と、急遽1部注文して定期改正をしました。
そして5月号の今月、先月入荷しなくて焦ったCDは入荷しました。
でも今度は別のCDが入荷してなくて、また2種類。
えー!何で急にストップするのぉ~!
と、急遽1部注文して定期改正をしました。
なんか、来月もコワイね・・・。
二度あることは三度あると言うよ・・・。
っていうか、取次さん、どうなってるの!
最近街の本屋さんが消えていく問題があちこちであります。
電子書籍の普及とか本離れとか言われてますけど、一番の原因は取次さんだと思うよ。
書店がやっていけるかどうかは取次さん次第。
欲しい本の注文出しても入れてくれない取次さんが問題。
都会の大手に出せばそりゃ売れるさ。
でもね、田舎にも本を必要としてる人はいるわけさ。
せっかくお店に来てもらっても「えー、入ってないんだー、じゃネットで買うか」ということもあるんです。
欲しい本があって書店に行ってもその本がなければ、そのお客様はまたお店に来てくれるだろうか。
行ってもないかもしれないんだったらネットで買ったほうが早い・・・となるかもしれない。
でもホントに本が好きな人はネットで買うのではなく、本屋さんで実物を手にとって買いたいと思いますよ。
と、最近思います。
よろしくお願いします。
それでは本日はこれにて。