芝居の話
芝居の話をここで書くのはとっても久しぶりです。
先日、蜷川幸雄さんが亡くなりました。
蜷川さん演出の芝居を1本観ているので、それは良かったと思います。
だってもうこれから先は、どうあがいても蜷川さん演出のお芝居を観ることはできないんだもの。
10年くらい前に「天保十二年のシェイクスピア」を渋谷のシアターコクーンで観劇しています。
その時の模様を書いてたので引っ張ってきました。
このお芝居の最初と最後に流れる「もしもシェイクスピアがいなかったら」という歌（井上ひさし・作）がめっちゃ良かったと書いてますが、この詩の中に
シェイクスピアはノースペア
あの方に身代わりはいないのさ
というフレーズがあるのですが、この「シェイクスピア」を「蜷川幸雄」に入れ替えても、まさしくそうなんですよ。
それを思ったら、とても辛くて辛くて・・・。
たとえ観に行くことはできなくても、新しい舞台だよ～と聞くと楽しみだなと思える演出家でした。
今はホントに蜷川さん以外新作が楽しみな演出家さんがいないので（スミマセン）探します。
録画し貯めた芝居のDVDが数百枚（！）時間にゆとりがあったら観ていきたいと思います。
それでは本日はこれにて。
