悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

エリザベート二日目

12月21日(日)帝国劇場 12:00開場、13:00開演 S席1階M列22番
エリザベート朝海ひかる
トート:武田真治
フランツ・ヨーゼフ:鈴木綜馬
ルドルフ:浦井健治
ゾフィー初風諄



もしかすると今回一番の注目だったかもしれない武田トート。
私たちより一足早く鑑賞していた友人から「小悪魔って感じだ」とメールをもらっていて、雑誌の武田トートしか知らない私..........というか、今回の遠征メンバー全員が「どんなトートなんだろう」とワクワク♪o(^o^o)(o^o^)oワクワク♪しながら開演を待ちました。
なんだかね、「なんて贅沢な事をしてるんだろう」って思いました。
そうでしょ、二日続けてS席で観劇よ。
しかも、偶然にも前日の座席の1列後ろの座席番号1番違い。
前日来た時に「明日の席はここね」ってすぐ確認できるの(⌒^⌒)b
そして武田トート登場。
正直な第一印象。
かわいい.....(ごめんなさい...)
「トート閣下」っていうより「トート君」って感じ(さらにごめんなさい....)
でも小柄な体のどこに?と思わせるパワーがあって、単純にすごい!って思ったよ。
シシィに対する真直ぐな気持ちが、これでもかっ!っていうくらいバンバン出てるよね。
後で看板女優との話で、シシィに対する「愛」を感じさせるのは、どちらかというと武田トートではなかっただろうかと。
山口祐一郎さんのトートは「愛」というより「父性」に近いモノを感じる....という話になりました。
彼女は武田トートの方が人間味があって好きだと言っていましたが、待てよ。
トートは人間ではないのよね。
それを考えると、山口トートがトートたる姿なんじゃ??
と言った事を語り出すと止まらない(; ̄ー ̄A
朝海シシィは、例えば涼風さんのシシィが「静」なら彼女は「動」かなって。
どう例えればいいんだろう。
同じ役だけど「両極だな」って思ったの。
涼風シシィの方が思いを内に秘めてる、心を開いていないという感じがしたの。
周りに対してどんどん心を閉じていくことで、自分と王室の間に壁を築いていくような人。
自分の世界で自分の生き方をしようと静かに模索した女性に思えた。
朝海シシィは凛とした強さで王室に背を向け、自ら孤独の世界へ足を踏み入れた人。
その孤独の世界を精一杯駆け抜けた女性に思えたの。
最後のシーンでは、涼風シシィは束縛から開放された安堵感のようなもの、朝海シシィは、黄泉の国でも自分の道を歩いていくという希望のようなものを感じました。
終始、ここはこんな感じで演出(振付け)が変わるんだぁ〜へぇ〜と思いながら観てたよ。
ウィーンのカフェのトートが着てるジャケットが「赤か......」とか、「闇が広がる」の所は、ルドルフ大変だなぁ〜とか。
同じ演目を二日続けて観るのは初めてだったので、いい経験と言うか、いい勉強になりました。
前日とこの日の公演を観る事で、ダブルキャスト全員とお目にかかったんです。
狙ったわけではなく、偶然でした。
あ、全員観られるみたいよ♪ラッキー.+:。(o^-')b イエイ!!ってな感じ。
本当に充実の観劇でした。
あぁ〜〜帝劇とお別れとなりました〜〜〜〜"☆"ヽ(*> <)ノ" サヨナラ〜!!
最終便で帰るために羽田に向かいます。