よく見る夢

何度も見る夢があります。

どこか知らない村に私は住んでて、武器を持った盗賊か何かにその村が襲われる。
すると細い道を走って石で出来た建物の中に逃げ込んで、上へ上へと3階か4階くらいまで駆け上がって行く。
逃げた先は四角い部屋で、部屋の隅には火薬が入っていると思われる木箱がいくつか置いてある。
窓から外をうかがって、建物の外にいる敵の様子を見ている。

毎度同じ中身ではないけど、最終的には建物の中に逃げ込んで上へ駆け上がって行くというパターン。
戦うためにはとにかく武器が要るので、相手と素手で戦って武器を奪い取ったこともあったな（＾＾；）


土曜日、なんとなくNHKの「探検ロマン世界遺産」を見てました。
NHK世界遺産
中国広東省の開平という所に不思議な形をしたチョウ楼（チョウの字は石へんに周）群があって、去年世界遺産に登録されたのだそうです。
コンクリートや鉄板で作られた頑丈な建物。
この地は土地が低いために、大雨が降ると川が氾濫して村はたびたび洪水に襲われたのだそうです。
そこで、村の高台に避難場所として建てられたのだとか。
そしてもう一つ重要な役割として、中華民国が建国された頃この地は大変治安が悪く、度々匪族（盗賊）に襲われていたのだそうです。
それは、この地の人々が国を出て、いわゆる華僑として外国で働き、稼いだお金を故郷に送っていたために、割と裕福だったらしいのです。
その財産を狙って匪族がやってくる。
そのため、村人がお金を出し合ってそこを通らなければ村に入れないチョウ楼を建て、見張りと襲われたときの防衛の役割を果たしていたのだそうです。
そして村人は匪族が来るとみんなチョウ楼に逃げ込んで彼らが去って行くのを待っていたのだそうです。
その時の様子を現在の村の人々で再現していたのですが、その場面を見て固まってしまいました。
今まで何度も見ている夢とそっくりなんです！
これは.....なに？前世？？私はここにいたことがあるのか？？？
土曜日の夜は頭の中に「？」がいっぱい飛び交ってたけど、昨日の夜は気味が悪くなってきましたよ。
私が中国の風景に懐かしさを感じたり、中国的なものが好きだったり、香港映画にハマったり、五星紅旗を見ると怒りが込み上げて来たり....それって、よく見る夢と関係ある？？
開平と関係ある？？
不思議で不思議でしょうがない、ここ数日です。