悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

ダンス オブ ヴァンパイア

帝国劇場
開演 午後1:30開演
上演時間 3時間(休憩含)
座席 1階J列23番



今日もいらっしゃいます。
修学旅行の皆様が。
修学旅行でTDVを観られるなんて、いいなぁ〜。
ちゃんと全幕観られるんでしょ?
私たちが修学旅行で帝劇に来た時なんか、芝居の途中入って芝居の途中に出るっていう全くもってモヤモヤした観劇でした。
もう随分昔の話だけどちゃんと全部観たかった!と未だに言う同級生もいますよ。
などと、昔の事を思い出したり友達の事を思い出したり。
この日は東京在住のネット友達も来る事になっていて、去年の遠征以来の再会です(⌒-⌒)
彼女のチケットも私が持っていて、少し遅れるとの事でチケットを預けて下さいとのメール。
預けるって、どこに預けるんだろう???
そしたら、入り口から入ってすぐ左側の所に預かり所?があるんですね。
し・・・知らなかった。
また一つ勉強になった<(_ _*)>
そして、その向い側になるのかな、柱に山口祐一郎さんの・・・クロロック伯爵の超デカポスターなのか?とにかく柱が伯爵仕様になってて、ため息が出るほどカッコイイんだこれが。
写真に収めようと思いましたが、すでに柱の周りではたくさんの方がカメラを構えていて、まるで成田に到着した話題のカップルの姿を撮ろうと詰め掛けたカメラマンみたいで、小心者の私は(笑)その中に飛び込めませんでした(・・;)
遅れてくる彼女とは席が離れていたので、彼女と再会する前に開演となりました。
無事にチケット受け取ったかな・・・と思いつつ。
通路側に座ってましたが、のっけから私の横をこの日のアルフレート役、浦井健治クンが走って登場したんでビックリしました。
客席から登場なんて聞いてなかったのでビックリしたヘンな顔のまま固まってしまいました。
この後もビックリしたヘンな顔で固まる事、数回。
一番固まったのは、後ろから黒い大きな影が近付いてきたのに気付いて、意識は完全に舞台上に向いてたから余計にうわっ!びっくりした!と思ってその黒い影を見上げました。
もう後ろ姿でしたが、黒いマント、肩に黒い羽、そしてとってもデカイ( ̄▽ ̄;)
えっ?!と思った瞬間、隣に座ってた友達の肩をバシバシ叩きまくってました。
その後ろ姿をずっと目で追ってステージに上がり振り向いたら間違いなく山口祐一郎さん!
なんというサービスのいい演出!(笑)
ステージ上で歌っている祐さんを見てデカくて良かった、足が長くて良かったとしみじみ思いました。
やっぱり舞台映えするって言うか、存在感がスゴイですもんね。
神出鬼没(クレーンで出てきたのはびっくりだった)でかなり奥の深い哲学的な歌詞の歌を朗々と歌い上げる伯爵と、一言で言ったら「名人芸」の市村正親さん演じる教授の対比が面白かったなぁ。
もの悲しさを背負ってる伯爵と、トボケた空気を背負ってる教授。
「哀」と「笑」の空気が交互にやってくるんだな。
とにかく市村さんには驚かされる。
早口言葉でマシンガンのように歌う所なんてあっぱれですよ!
それに笑いのツボもきっちり押さえてて、さすがです!
教授が客席に降りてはける時に、前の席の方々と手のひらタッチしながら小走りにやってきたので、私も手のひらタッチしましたよO(≧▽≦)O
こんなに教授ばっかり笑いを取ってたら伯爵は悔しいんじゃないかと・・・・伯爵としてより山口祐一郎として悔しいんじゃないかと思いましたが、伯爵が教授の著書にサインをしてほしいとマントの懐から本を出すやら、アルフレートに海綿のようなスポンジを出すやら、あそこは笑ったな。
そのマントの懐は四次元ポケットか何かかい!って。
友達は、あれをずっと脇の下にでも挟んでたのかと思うとおかしくてしょうがない、とこれまた笑いのツボだったようです。
それにしてもあのスポンジ、本物の海綿だとしたら買ったら相当高いよね〜などと余計な事を思ってしまいました。
幕間、急いでお手洗いに立ってはならぬぞ。
駒田一さん演ずるクコールさんのお掃除タイムです♪
そのお掃除タイムがあるのを知らずに、東京の彼女を探しに座っているはずの席まで探しに行きましたが座席はカラ。
しばらくクコールさんのお掃除を見ててロビーに探しに行きました。
そして無事に再会。
良かった(⌒-⌒)
二幕はヴァンパイアダンサーさんたちにため息でした。
腰がダメになっている私には、しなやかに動くダンサーさんたちが羨ましくてね。
すごく元気をもらえる舞台でした。
楽しくて、上演時間3時間と聞いた時は長いなぁと思ったけど、あっと言う間の3時間でした。
できる事なら1週間くらい東京に滞在して毎日観たいとさえ思いました。
去年も一昨年も、同じ事思ったなぁ。
いいじゃないですか、演劇漬けの一週間。
夢だね。
終演後、車で帰る山口祐一郎さんをお見送りしました。
その際、写真をパチリと撮りまして・・・・撮ったつもりだったんです。
後で確認したら、確かに撮れていました。
が、写真ではなく動画になっていました。
なぜ??しばらく呆然。
しかも写真を撮ったつもりの割にしっかり車を追っていて、最初から動画を撮るつもりで撮ったかのように、ほぼ完璧に撮れてます。
でも私は写真を撮ったつもりだったのに動画になってたというのがイマイチ不満。
全く何も撮れてないよりはマシだけど、これも操作ミスって事ですよね。
ホテルに帰ってからもその動画を何度も見てどーして動いてるの!?としばらく悩んでました。
悩み、悩みつつ二日目無事終了。