悠閑自在

本屋さんで働きながら8年かけて放送大学を卒業、29年度1学期に再入学しました!

天保十二年のシェイクスピア

東京遠征二日目は渋谷シアターコクーンで「天保十二年のシェイクスピア」観劇です。
夕方6:30開演、上演時間約4時間の長丁場です。
帝劇でもそう思いましたが、何か軽い食べ物を持参して来るんだった!
開演前にロビーでべーグルサンドを買って半分食べました。
休憩中にもう半分食べれば良かったんだろうけど、もう少し軽いものが食べたいと思って食べられませんでした(T-T)
旅に出ると普段のようには食べられない人になってしまうので、とにかく軽く軽く・・・・。
なので二幕はほとんど空腹状態で見てたかもしれない(;^_^A
腹ごしらえはとても重要な事ですから、ちゃんと考えないとね。
さてシアターコクーン
先行抽選でゲットしたチケットなのですが、お席は二階下手側最後列。
大きな劇場ではないので、ま、いっかぁ〜〜と思っていましたが、この芝居は1階席で見るのがよろし。
場内に入るとスモークで全体が薄い霧に覆われている感じで、舞台上には下手と上手に大きな西洋風の柱、背後にはこれまた西洋建築のバルコニー風のセット。
中世頃の洋服を着た人が数人舞台上を歩いていました。
これから時代劇が始まるとは思えない光景です。
劇場に入るとスピーカーがどこにあるのか、どう設置されているのか見てしまいます。
クセになってしまってるかな。
ここでもやってしまいましたが、スモークのおかげで最後列からは見えないんだな。
上演中は客席方向に向いていたスピーカーはないのかな?と思いながら見てましたが、どうなんだろう。
なので、直接スピーカーからの音が耳に入るというより、反射した間接的な音が耳に入ると言う感じでした。
最初は「あれ?」と思ったけど、だんだんかえってこっちの方がいいのかな〜〜とも思えてきました。
もう一つクセみたいになっているのはマイクの位置を探してしまう事(; ̄ー ̄A
隣に座っていた友達のオペラグラスを借りて役者さん一人一人のマイクの位置を確かめました。
男優さんは頬に見えましたが、最後まで女優さんたちのマイクがどこにあるのか見つけられませんでしたぁーヾ(≧へ≦)〃
私は一体何をしに行ったんだろう・・・・。
このお芝居の音楽は宇崎竜童さんが手掛けているのですが、その音楽がすごくいいです!!
特にオープニングとエンディングに流れる、井上ひさしさんの詩に付けた曲「もしもシェイクスピアがいなかったら・・・♪」っていうのがめっちゃ良くて、しばらく頭の中から離れませんでした。
内容は色々なシェイクスピアの作品が散りばめられた・・・簡単に言ったらパロディかな。
私はそれほどシェイクスピアを踏んでいなくて、「ハムレット」だけは藤原竜也クンがやったハムレットを数回見ていて、あとは映画で「ロミオとジュリエット」「真夏の夜の夢」それくらいです。
こんな私でも大丈夫なんだろうかと少々弱腰でしたが、そんなの全然問題ない!大爆笑!笑いっぱなし!
踏みまくった「ハムレット」で藤原竜也西岡徳馬高橋恵子が演じた役どころと、この芝居の役どころが同じような感じで、特に西岡徳馬さんは「ハムレット」では苦虫を噛み潰したかのような表情での芝居だっただけに大笑いでした_(⌒▽⌒)ノ彡☆ばんばん!
西岡徳馬さんでこんなに笑ったのは初めてじゃないかな。
芝居を見終わってからは徳馬ちゃん♪徳馬ちゃん♪と株が上がりましたよ。
藤原竜也クンはさっきまで悲愴感漂う芝居をしていたかと思えば突然カワイイキャラになったり。
芝居中、舞台中央天井から紐が一本垂れているのに気付きました。
あれは何の紐だろう・・・・??と思ったら、竜也クンがその紐に手を伸ばし、つかんだ瞬間に真上に釣り上がり後方バルコニーにちょこんと座って篠原涼子とルンルン歌を歌い出す♪
か・・・・・カワイイ!ヾ(≧∇≦)
確かに空腹状態での観劇とはなりましたが、お芝居は超豪華幕の内弁当みたいで大大大満足!
前日の「エリザベート」といい、すんごい充実した観劇ツアーでした。
この芝居は12月にWOWOWで放送されるそうなので、それまた楽しみにしよう。
で、また笑うんだ\(⌒▽⌒)/